ペルマネンテの酸性カラー:ヘナ

ペルマネンテのヘナは、酸性カラーに分類される染料で、
6,500円~7,350円で承っております。


目安時間は60分です。
酸性カラーのヘナを、ご紹介します。
そもそも、ヘナとはどんな染毛剤なのでしょう?

ヘナ(Henna)とは、西アジア圏(インドは北西部のラジャスタン地方を中心に、
東は東南アジアから中近東、さらに北アフリカにかけて)に広く自生するミソハギ科の低木の名前です。
ヘナの葉は古来から、乾燥・粉末した後に、染毛剤や薬剤、防腐剤として使用されてきました。
あのクレオパトラも、このヘナで爪を染めていたそうですよ。
現代の日本では、ヘナが白髪染めに利用されるようになり、着色に注目されています。

ヘナの成分の特徴は、髪質に直接内部にも外部にも栄養分を与え、
その副産物として、オレンジ系の色味を加える
ものです。

ヘナの栄養と色付きは、特に白髪染めに適していると言われています。
爪にでも定着するタフさがありながら、髪質を変化させない天然成分のエキスを持ち、
髪の蛋白質に絡んで吸着し、傷んだ髪をしっかり保護できるのが1つ目の特徴であるならば、
2つめの特徴は、ヘナのエキスの、頭皮の皮脂の分泌を抑える作用があげられます。

白髪が出来るメカニズムは、そもそも、「老いた証拠」ではなくて、
頭皮の免疫力や抗体力が弱まって、発毛を妨げた結果、
それでも抜けずに、頑張って伸びてきた毛が、やっとのことで「白い」のです。
白髪染めで大事なのは、髪だけでなく、
皮脂分泌のバランスを整える働きかけを促進することです。

頭皮に吸着して頭皮の余分な脂を取り去ることが可能なヘナは、
ヘアカラーやブリーチ、毎日のドライヤーやコテなどで傷んだ髪や、
産後や病後、敏感な肌の方にも安全で、 

結果として、発毛や育毛にも最良の選択なので、
白地の髪にも安定して使用でき、髪にしなやかさが得られるのです。

ただし、現在の日本では、染色が不安定なために、染毛剤としての認可はされいません。
一部は、化粧品として認可されたヘナ配合製品もありますが、
それらも、法的には、トリートメントの扱いとなっているのが現状です。
一般に出回っているヘナの粉末は、かつら用の染料、または多目的染料として、
「雑貨」扱いで輸入されているものなので、正確な成分表示がありませんし、
100%ヘナでの染色は、オレンジ系にしかならないものなのです。

また、「ブラウンヘナ」または「ケミカルヘナ」といった、一般流通されている「白髪の染まる商品」の大部分は、
ジアミン系染料やフェノール系染料が配合されていますので、前述のヘナとは異なる解釈が必要です。
酸化染料でアレルギーの出る方は、使用を控えたほうが良いかもしれません。

デメリットは、やはり「天然ヘナ100%=オレンジ色」という派手に感じる限定色があげられますが、
100%の成分にさえこだわらなければ、その他のハーブを配合した方が、
カラーバリエーションを望むことも可能で、
スタイルも張りのある仕上がりに近づきます
から、
ペルマネンテでは、独自のブレンド・テクニックに自信を持って、
ヘナを、カラー・メニューにエントリーさせてみました。

育毛を前提に、お洒落を提供できるのがヘナの良いところです。
ペルマネンテでは、ヘナの施術前に、「プレ・シャンプー」 を行うことで、
健康な頭皮で土台を作り、明るく楽しい気分も維持できるオプションもご用意しております。
コーティングの前に、クリーンアップする合わせ技についても、お気軽にスタッフまでご相談ください!